
オイシックスとパルシステムの違いは何?
どっちが我が家にぴったりかな?
どの比較サイトを見ても評価はどちらも高いオイシックスとパルシステム。
両方とも、なんとなく安全性が高そうなイメージがありませんか。
パルシステムとオイシックスの明確な違いを解説しつつ、それぞれがどの家庭にあってるのか解説したいと思います。
この記事をよめば、どちらが自分に合ってるかがわかりますよ。
両方の強みをそれぞれ簡潔にまとめるとこうなる
パルシステムの強み
安全性を追求しつつ、品数が多い。オリジナル商品だけで900品目ほど。
価格は安全性を特徴にしている宅配の中では一番手ごろ。利用した週しか手数料(送料、カタログ料)がかからないWEB注文アプリもあり、予定に合わせて使える。
妊娠中~小さい子がいる世帯に人気。
オイシックスの強み
安全性を追求しつつ、食材宅配の中では味の質は高い。特にミールキットは他社よりおいしいものが多い。
価格はやや高めだが、味の質や野菜の彩がよく家での食事が楽しくなる。月一などの都度利用もでき、各手続きはすべてサイト内で簡単にできる。
会員を縛り付けている感がない。
夫や子供が味にうるさい世帯、2人暮らし(夫婦だけ)にもおすすめ。
パルシステムがおすすめの人
- 生鮮食品を含めた食材を幅広く買いたい人
- たくさんの品数から選びたい人
- 安全性は意識しつつ費用はできるだけ抑えたい人
- ミールキットは、値段が安ければ安いほうがいい人
- 乳幼児食だけでなく、オムツなどの日用品も一緒に買いたい人
オイシックスがおすすめの人
- 野菜嫌いの子供に野菜を食べてもらいたい人
- 色々比較はしたいけど、なんだかんだ味の質がよりいいほうを選びたい人
- 料理、食事が最近なんか楽しくない人
- 入会=縛られるというのがどうも苦手な人
- 隔週~月一単位で好きな時にだけ利用したい人
パルシステム、オイシックス利用のメリ・デメ
パルシステム利用のメリット
- ミールキットがカット済みなのですぐに作れる
- ミールキットの品数が幅広いので飽きない
- 全体の食材の選択肢がオイシックスより幅広い
- オイシックスより価格は安い
- パルシステムのオリジナル商品が多いので安心して利用できる
- 乳幼児食は特に安全基準が厳しいので赤ちゃんにも安心
- 利用手数料の割引特典がある
デメリット
- 出資金が入会時に1,000~2,000円かかる(退会すると返還される)
- コープデリや一般のスーパーと比べてしまうとやや高い
- 注文しない週でも利用手数料がかかる(毎週頼まない人はアプリ”タベソダ”からの注文がおすすめ)
オイシックス利用のメリット
- ミールキットが他の食材宅配より美味しい
- ミールキットの彩りがいいので食事の時間が楽しくなる
- ミールキットはいつもつくらないようなお洒落なメニューが多いので、野菜嫌いの子供も興味を持ってくれる
- ミールキットの種類が多く、金額も幅広いので利用しやすい(2人前1,200~1,800円くらい)
- 入会後1か月間は食品3品が毎回無料になる特典あり(牛乳とか飲み放題)
- 乳幼児食の取り扱いあり
デメリット
- 送料がパルシステムより高い
- ミールキットはパルシステムより時間がかかるのが多い(20~30分)
- 口に合わない食材も多分ある
- 全体的な金額がパルシステムより高い
パルシステムとオイシックス比較まとめ
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配送可能エリア | 1都11県(東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬、福島、山梨、長野、静岡、新潟) | 全国 |
置き配 | ◎ | ×日時指定は可 |
食材以外にかかる費用 | 入会費、年会費無料
利用手数料(送料、カタログ料) 248~270円/回 出資金1000円(福島のみ2000円) |
入会費、年会費無料
送料0~600円/回※本州の場合 冷凍手数料0~200円 |
送料、手数料割引特典 | ◎ | × |
商品価格 | 〇スーパーより少し高い | △やや高い |
取扱品数 | 約2,000品目以上 | 約2,300品目 |
ミールキット | ◎ | ◎ |
乳幼児食、日用品 | ◎ | ◯乳幼児食のみ |
決済方法 | クレカ、口座引き落とし | クレカ、口座引き落とし、楽天PAY、コンビニ決済※コンビニ決済の手数料無料 |
安全性 | ◎独自基準あり | ◎独自基準あり |
お試しセット価格 | 1,000円(税込、送料無料)/4種から選べる | 1,980円(税込、送料無料) |
資料請求 | 〇無料特典あり | × |
注文配送方法、日時指定の比較
注文方法、配送方法【注意点あり】
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注文方法 | ‣WEBサイト
‣アプリ「ぽちパル」「WEBカタログ」「タベソダ」 ‣注文用紙 |
WEBサイト(アプリ) |
注文しない週の送料、手数料 | ×かかる(対策あり※1後述) | 〇かからない |
注文する際の注意点 | 特になし | 定期ボックスに注意※2後述 |
送料、手数料が無料になる注文額 | 東京都の場合:
12,000円以上(込)の購入で無料 |
本州の場合:
‣税抜6,000円以上の購入で無料 (税抜1,200円以上の購入で冷凍手数料(200円)無料) |
配送方法 | 自社便 | ヤマト運輸 |
日時指定 | ×(指定便の場合は可※都内限定) | ◎ |
置き配 | ◎ | ×再配達 |
【※1】パルシステムを毎週注文しない人でも手数料を無料にする方法
パルシステムは基本的に毎週頼んでも頼まなくても、利用手数料が毎週かかります。
しかし隔週~好きな時に頼みたい人でも、手数料が無駄にかからない方法があります。方法は以下の2つ。
- 1.「ベビー特典」の対象の世帯は、期間内は手数料が無料
- 2.アプリ「タベソダ」から注文すると、利用しない週の手数料が無料
1.「ベビー特典」とは、母子手帳交付日~子供が生後6か月(または1歳)になるまで手数料が無料になる、手数料免除制度です。
県によって無料の期間は違うのですが、大体母子手帳交付日~長くて生後1歳未満まで無料の対象になります。
この期間内だったら、注文を毎週してもしなくても手数料はかかりません。
2.「ベビー特典」には当てはまらない人には、注文アプリ「タベソダ」の利用がおすすめ。
タベソダのアプリを利用すれば、注文しない週の利用手数料はかかりません。
ただ注意点としてタベソダを利用すると、ベビー特典をはじめとした利用料の割引特典が使えなくなります。
割引特典については以下の「送料、利用料割引特典で比較」にてくわしく後述します。
参考【注文しない週の手数料が無料】パルシステムの注文アプリ”タベソダ”とは【デメリット有】
【※2】オイシックスの定期ボックスに注意
オイシックスの定期ボックスとは
あなたにおすすめの食材として毎週自動的にかいものかごに食材が追加される機能。いらない商品は締め切り前に削除しないとそのまま発送されます。
オイシックスはこれが唯一の注意点ですね。
わたしはこの機能で一回だけ締め切りを過ぎて発送されたことがあります。
日時指定よりも置き配できる方がやや有利
パルシステムは置き配ができる代わりに日時指定ができません。(※指定便は除く)
オイシックスは逆で、日時指定はできますが置き配はできません。
日時指定のメリットは盗難のリスクがないこと。デメリットはダンボールのごみが毎回出ることと再配達の処理がめんどいことです。
一方で置き配のメリットは、不在時や急な用事でも変わらず届けてくれることと、ドライアイスやセーフティーカバーのサービスがある事。デメリットは、ちょっと外に置いとくのに不安を感じること。
これらを比較すると、やっぱり置いといてくれるほうが使い勝手はいいなと私は思います。
送料、利用料割引特典で比較
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送料、利用料割引特典 | ベビー特典、キッズ特典、ハンズ特典、シルバー特典
※対象世帯は手数料が無料~半額 |
特になし |
パルシステムの特典についてざっくり解説します。(詳細は県によって異なりますので、公式サイトをご覧ください)
ベビー特典
キッズ特典
シルバー特典
ハンズ特典
割引特典の対象者であれば、パルシステムを使う方が得ですね。
食材以外にかかる費用の比較
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出資金、入会金年会費 | 出資金1000(福島のみ2000円)※脱退時に返還 | なし |
送料、手数料 | 248~270円(タベソダは165~248円)
例:東京都の場合 無料/注文額12.000円以上 165円/注文額5,000円以上 198円/注文額2,000円以上 2,000円未満の場合は248円 |
本州の場合:
600円/注文額0~3999円(税抜)以下 400円/注文額4,000円(税抜)以上 0円/6,000円(税抜)以上 |
冷凍手数料 | 無料 | 200円/注文額1,199円(税抜)以下
0円/1,200円(税抜)以上 |
注文しない週の送料、手数料 | ×かかる(対策あり) | 〇かからない |

送料だけで見るとパルシステムの方が低いので一見パルの方がいいのかもと思いますが、手数料だけで1か月1,000円かかるんですよね、、。
取扱商品と商品価格を比較
取扱商品
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ミールキット | ◎ | ◎ |
生鮮食品 | ◎ | ◎ |
加工食品 | ◎ | ◯ |
離乳食 | 〇 | 〇 |
赤ちゃん用日用品 | ◎ | × |
日用品 | ◎ | × |
全体的な取り扱い数 | ◎ | 〇 |
オイシックスは、離乳食や幼児食の取り扱いはあるものの、日用品はほとんど販売してません。
また、生鮮食品のひとつひとつに力を入れている代わりに選べる種類はパルと比べると少なめです。
商品価格
商品価格比較表(最安値、税込) | ||
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![]() (6個、赤玉) |
194円 | 376円 |
![]() 牛乳(1000ml) |
246円 | 305円 |
![]() 鶏肉もも(100g) |
153円 | 230円 |
![]() 豚肉(100g) |
164円 | 259円 |
![]() 牛肉(100g) |
421円 | 398円 |
![]() にんじん |
214円(500g) | 313円(400g) |
![]() たまねぎ(400g) |
108円 | 410円 |
![]() じゃがいも(250g) |
128円 | 378円 |
![]() べジキューブうらごしにんじん(離乳食)(約150g) |
150円 | 376円 |
基本的な食材は圧倒的にパルシステムの方が安かったです。ただ牛肉だけはどちらも高かったです。

ミールキットで比較
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種類 | 約20~30種類 | 約30~40種類 |
調理時間めやす | 20~30分(カット済み野菜、そのままの野菜どちらもあり) | 10~20分(ほぼ全部カット済み野菜) |
味 | ◎ | ○ |
賞味期限 | ‣冷蔵品/到着日のみ、到着日+2日、到着日+4日まで(商品によって違う)
‣冷凍品/到着日+22日まで |
到着日~翌日まで |
価格(2人前) | ‣1品の場合/1000~1600円くらい
‣2品の場合/1200~1800円くらい(金額の幅が広い) ‣1人当たりの価格/500~900円 |
‣1品の場合/700~1000円くらい
‣2品の場合/1500~1600円くらい ‣1人当たりの価格/350~800円 |
ミールキット1食の品数 | 2品(主菜・副菜) | ほぼ1品(主菜のみ)・2品も少しある |
ミールキットの調理時間は、全体的にパルシステムの方が短めです。
まずミールキットはそれぞれこんな見た目で届きます。
パルシステムは野菜がほぼカット済み。
オイシックスは野菜がカット済みのもあれば、カットされていない野菜がそのまま届くことも。全体的にはカットされていないのが多い。
味についてはオイシックスのがおいしい
冒頭でも書きましたが、味の質はオイシックスの方が美味しいものが多いです。
普段作らないような味付けと彩りで、こじゃれた感じです。

価格はパルシステムの方が安い、けど2品メニューだとそこまで値段が変わらない
パルシステムは1品(主菜のみ)がほとんどで、1000円以内で買えるミールキットが多いです。
2品(主菜、副菜)のメニューも少しながらありますが、2品だと1500~1600円に急に価格が上がります。

オイシックスのミールキットは金額の幅が広いので、選ぶものによってはパルシステムの2品メニューよりも安くなります。
2品のミールキットを注文するならオイシックスの方が味もいいしお得かもしれませんね。
ミールキットの利用頻度によってどちらにするか決めよう
- 日常使いにするなら価格がお求めやすいパルシステムのミールキットがおすすめ
- たまにご褒美感覚で利用するなら彩り豊かなオイシックスのミールキットがおすすめ
安全性はオイシックスの方がより基準が厳しい
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遺伝子組み換え食物 | 〇原則不使用(不使用原料の確保が難しい場合は取り扱う) | ◎不使用 |
農薬 | 〇農薬削減プログラムの取り組み
‣化学合成農薬、化学肥料不使用、有機JAS認定、(一部の青果) ‣化学合成農薬、化学肥料が基準の半分以下(一部の青果) |
◎化学合成農薬が基準の半分以下(すべての国産の青果) |
野菜、肉 | 〇ほぼ国産(一部の青果は外国産。パルシステムの基準を満たすもののみ取り扱い。ミールキットはすべて国産) | 〇ほぼ国産(一部の青果は外国産。オイシックスの基準を満たすもの、または有機認証が取れたもののみ取り扱い) |
放射能検査 | ◎乳幼児食品※カタログyumyum掲載商品:国基準の1/5、
一般食品:国基準~国基準の1/10 |
◎一部の食品:国基準
取扱食品の大半:放射性物質不検出の「グリーンチェック」のマークが付く |
残留農薬検査 | ◎国基準の1/10以下 | ◎定期的に実施 |
食品添加物 | 〇化学調味料不使用
‣国基準約1500種類のうち、約24%を認めない ‣実際の使用数は400種類ほど ‣市販品は基準を満たすものに限り取り扱う |
◎合成保存料、合成着色料不使用
‣使用を認めている添加物は公式にて一覧を公表(100種類未満) ‣第三者機関にて監査 |
放射能検査・残留農薬検査はパルシステムのが厳しめで、添加物や農薬への取り組みはオイシックスの方がやや厳しい結果になりました。
パルシステムの青果は大きく分けて以下の3種類に分かれます。
- 有機JAS認定の青果「コアフード」
- 化学合成農薬、化学肥料が基準の半分以下の青果「エコチャレンジ」
- 上記に該当しない青果
該当しない野菜でも、パル基準を満たした青果なのでスーパーで買うよりは安全です。

安全性が高い野菜もそこそこな野菜も幅広く利用したいなら、パルシステムのほうが選択肢がありますね。
安全性に関しては、どちらを選んでも個人的には十分だと思います。
入会特典、お試しセットで比較
お試しセットだけ頼んでみて入会しなくてもOK
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お試しセットの価格(税込、送料無料) | 1,000円 | 1,980円 |
お試しセットの種類 | •定番満足お試しセット(8点)
•簡単献立お試しセット(6点) •有機野菜セット(8点) •離乳食セット(6点) >>生協の宅配パルシステム |
1種類のみ(ミールキットは最低1つ入ってる、中身はころころ変わる) |
資料請求のみ | ◎(無料特典あり)![]() ![]() |
× |
新規入会特典 | 3000円分クーポン | ‣3000円分クーポン
‣3か月送料無料※4000円以上の購入の場合 ‣牛乳とか飲み放題1か月無料※牛乳、パンなどが毎回3品無料 |
参考記事【オイシックス】入会3大特典の解説と特典のフル活用方法【注意点あり】
お試しセットの種類
パルのお試しセットは4種類で、それぞれ入ってる点数と食材が決まってるのでわかりやすいです。
パルシステムのお試しセット
一方でオイシックスは、種類はありませんがかなり定期的に中身が入れ変わってます。(ミールキットはいつも必ず一つは入ってます。)
季節に合わせて旬の食材などを入れ替えてる感じですね。
オイシックスのお試しセット
初回の入会特典とかお試しセットだけに関して言えば、オイシックスの方が魅力的に感じますね。
オイシックスは、入会してから1か月間は入会特典をフル活用して最も特に買い物ができます。
休止や退会もすぐネットからできるので1か月間お試しで入会するのもありです。

関連記事【オイシックス口コミ】お試しセットの感想と独自の特徴や強みを解説
資料請求ができるのはパルシステムだけ【特典あり】
オイシックスは現在資料請求のみは受け付けてませんが、パルシステムは資料請求ができます。
今や特に珍しくもないですが、資料請求すると商品が一点もらえます。

関連記事パルシステムお試しセットの口コミと注文から電話勧誘までの一連のながれを解説
資料請求生協の宅配パルシステムで資料請求してみる
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